マイストーリー
人はいつからでもどこからでもよくなれる
皆さん、こんにちは。
数あるパーソナルトレーナーのページから「SAGA」を見つけていただき、本当にありがとうございます。
「SAGA」はパーソナルトレーニングジムとして設立しましたが、一般的なパーソナルトレーニングとは少し、いや、大分違います。
一般的なパーソナルトレーニングジムというとどんなイメージをお持ちになるでしょうか。近年はトレーニング人口が増えて、youtubeやSNSを通し、多くの方が目に触れられるものになりました。某大手パーソナルトレーニングでは、結果にコミットを基に劇的な研究を重ねて作り上げることになりました。

身体を変化させていくのを体験すると、自信がつき、周りからの評価も変わってきます。前向きになっていく姿が活力を与えます。
本当にその通りだと思います。人生を変えるターニングポイントになったのが
パーソナルトレーニングという方は多くいらっしゃると思います。
その一方で、近年すごく懸念されていることがあります。筋トレを頑張っていたり、色んなチャレンジしている人が急逝されてしまったり、人によっては自ら命を絶つということが増えていることです。社会現象のように頻繁に報道されています。
精神科やクリニックの力も借りながら、薬を処方してもらい、不眠や体の不調(亜健康)疲れやすさ、倦怠感、鬱、不安と戦いつつ、仕事も筋トレも限界までチャレンジしていく。そこに強い矛盾を感じています。
運動は体にいいといわれながらも、やりすぎはよくないとか、筋トレは善なのか、悪なのか、情報は錯そうするばかりです。
話は僕自身に遡ります。
私はパーソナルトレーニングの活動を始めたのは約5年前。それまではずっと人材開発という人や組織の成長、組織の業績UPをサポートする国内有数の人材教育会社のコンサルタントとして全国を駆け回っておりました。
仕事が激務だった時に発症した鬱症状にずっと悩みながら仕事をしていました。
鬱というのは、よくなったり酷くなったりと克服できた、よくなったと思っても、しばらくしたらまた鬱症状に陥るということを繰り返します。
自己肯定感の根が心に張っていかず、ふとしたことでパニック症状を引き起こす。
不規則な感情の浮き沈みに対して、悩まされてきた経験があります。決して褒められた話ではなく、何度か死を思い描いたこともあります。
それでも仕事に穴をあけるわけにはいかないと必死に隠して仕事を続けていました。
眠る時も薬がないと眠れない時期もずっと続きました。わけもなく涙を流しながら仕事をすることもあり、せめて人に迷惑をかけないようにしなければ、迷惑を掛けたら自分はもう終わりだ…。それぐらいの気持ちで仕事を重ねていました。
コンサルタントとしては優秀だったか。それはどうでしょうか。ただ、当時の方からはどこかいつも辛そうにしていたと聞いたことがあります。
そんな私にとって筋トレは、唯一自分を解放に近づける行為でした。筋トレをしていると、少しだけ心の恐怖心が取り除かれる、それだけは当時から実感していました。

筋トレ自体が好きな人。最初はそれだけです。
パーソナルトレーナーになるなんて思いもせず。
転機は5年前。トレーニング仲間から「陽ちゃん、お金払うからトレーニング見てもらえん?陽ちゃんがやっているトレーニング受けてみたい」という申し出を受けたころから始まります。
今から思うと、危険性や怪我のリスクとかも考えず、よくうけたなーと思います。
しかし頼られるとやる気になるもので、自分なりに丁寧に教えていくと「陽ちゃん、偉いトレーニング詳しいやん!俺も色んなトレーニング受けたことあるけど、今まで教えられたことない。でもめっちゃいい!」と言われて、ほんとにこれで大丈夫か?と思いつつも、まあ、いいならいいか・・・と、さらにやる気になったのを覚えています。
コンサルタントの基本は分析と理解と実施と検証なのですが、自分自身の筋トレにもその土台を入れていたので、それがすごく新鮮だったようです。
またコンサルタントのスキルである、ブレインコーチングやファシリテーリングも対象の方が喜んでくださった要因でした。とはいえ、トレーナーそのもののスキルは素人だったと思います。数か月たった時、劇的な変化を遂げて、ボディビルに挑戦する!と目をギラギラされてました。
流石にそこまでいくと素人では難しいと思い、ボディビル経験豊富なトレーナーを紹介させてもらいました。これが私の最初のパーソナルトレーナーの仕事です。

ちょうどそのころ、アメリカで人材教育の最先端の情報が入手できるATDに参加できることになり、その時に出会ったハリウッドスターを陰で支えるパーソナルトレーナーのシェアに衝撃を受けました。
「Grow body, Satisfy the heart」
「Many people don't realize the true value of training in life」
ものすごいストレスの中で生きていく中でパフォーマンスを発揮するため、強靭な体を作ることはもちろん、身体と精神を整えて気持ち良く生きていく支援をすることが大事というメッセージで、ハードな仕事をする彼らの伴走の役割を真のパーソナルトレーナーの役割はここにある。という内容でした。
海外、特にアメリカは日本とは違い、医療支援を受けることは非常に高額なので、自分自身でケアする文化が根付いています。さらにパーソナルトレーナーはエージェントのような立ち位置です。
ショービジネスをはじめとした第一線で活動している人々には必ずと言っていいほど優秀なパーソナルトレーナーがついており、誰のトレーニングを受けているかがビジネスの結果を左右することも決して珍しくありません。
彼らが気持ちよく納得して生きていくことをリードし、なりたい自分になっていくことを土台とし、その手段として強靭な体を手にする。これが真のパーソナルトレーニング。

日本に戻った私は、気持ちよく生きていくことと180度違う場所にいることがとても辛くなり、その結果、仕事を続けられないレベルにまで到達してしまい、長年培ってきたキャリアを手放すことになりました。当時は相変わらず鬱とは隣り合わせです。薬がないと自我が保てない日もありました。
「Grow body, Satisfy the heart」
(身体を成長させ、心を満たせ)
「Many people don't realize the true value of training in life」
(トレーニングが人生にもたらす真価を多くの人がまだ知らない)
あの時のメッセージが反芻します。確かに、最初の彼がトレーニングで劇的な成果を上げたのは知らず知らずのうちに相手の心や気持ちを満たす関わりが出来ていたように思う。しっかりとゴールを見据えたトレーニングを考えて提供しようとしたと思う。その結果、もっとできる自分になってみたくて自ら成長を選択するようになったんじゃないか。だから「今まで教えられたことない」って言ってくれたのではないか。
そして、もしトレーニングの真価が伝わっていけば、多くの人が救われ、幸せになるのではないか。私みたいな鬱患者を少しでも減らしていけるのではないか。
トレーナーの学校に通い、自らも研究を重ね、自らの体や心を実験体とし、パーソナルトレーナーとして活動を開始しました。
およそ4年の歳月をかけて完成させたProgramそれが「SAGA」です。

人生の幸せをつかむ、真のトレーニング「SAGA」は4つのコンディションを整えます。
・muscle conditioning(筋肉)
・body conditioning(身体)
・spirits conditioning(精神)
・vision conditioning(ビジョン)
筋肉と体を分けているのは、筋力を鍛えていくことと、体の組織のケアは別アプローチをしていくと考えているため。メンタルも具体的かつしっかりとした方向性の鍛えていく事が必要です。それは一般的な筋トレで必ずしも身につくことではありません。そしてビジョン。自分の映っている姿と未来の理想の姿を常に一致させて繋げていく。
その結果、自分の理想のシェイプを纏い、強固な精神を持った自分に進化を遂げる。これこそが「真のトレーニング」だと考えます。

そしてここから少し。
技術さえ習得してしまえば、多少のリバウンドがあっても、すぐに修正できます。一度辿った道は技術が身についていればずっと気軽に戻れるのです。逆にあえてのリバウンドを楽しめるようになり、自らをコントロールできるようになっていきます。
リバウンドから戻れないのは、技術を習得するまでトレーニングを理解しきれていない、ということにつきます。
4つの事にアプローチするので、パーソナルトレーニングは最低90分~になります。
目標によっては自主トレーニングも課します。多少ですが、勉強していただくこともあります。
《SAGA Program》はあくまでも私個人のプログラムでしたが、プログラムが一通り完成をみたこともあり、こうしてジムを構えることにいたしました。
色んな方とこれまでセッションを組ませていただきましたが体を変えなくてはいけない方も来られます。それも期限付きで。
え、同じでしょ?と思います?
職業を言うとイメージが沸くでしょうか。
俳優の方やモデルの方、ステージに立つエンターテイナーの方達です。
彼らは演じる姿によって体を変えなくてはならないだけではなく、役になりきることで自分自身の自我を保つことが難しくなります。舞台に立つ日取りも決まっており、人に体を魅せる仕事は華やかでありながら、なりきる自分を元に戻すフォローをしていかなければ続けられない職業です。
かつてコンサルタント時代に私が衝撃を受けたパーソナルトレーナーの仕事をまさに今やっていることに私自身も驚いています。

これまでは、彼らが指名した場所やレンタルジムで活動することが多かったのですが、今一度しっかりと設備を整え、プログラムを体現するパーソナルジムを構えることとした次第です。
ぜひSAGAを初回無料体験からスタートしてみてください。全力を尽くしてサポートすることを約束します。このご縁を大切に、共に最高の人生を謳歌しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
YO-ICHI